新しいミニPCを試す:GTi13 UltraとRTX5060Ti

ご無沙汰しております…(汗)。約半年ぶりのブログ投稿となります。

今回は、ブログの題材にできそうなミニPCを購入しましたので、その経緯や初期セットアップについて簡単にご紹介したいと思います。

購入に至った経緯

遡ること約2年前。当時の私は、コストパフォーマンスの高さに惹かれ、MinisforumのHX90G(Ryzen9 5900HX&Radeon RX 6600M(8GB))を購入しました。

巷で「重い」と言われた「Cyberpunk 2077」も、グラフィック設定を多少調整すれば快適に遊べていたので、個人的には満足していました。

しかしここ1年ほどで状況は一変し、待望の「Cities: Skylines II」や「inZOI」は軒並みグラフィック要求スペックが高く、購入してプレイしてみると、最低設定でも頻繁にゲームがクラッシュしたり、PCが落ちたりする始末です。

さすがにこれには閉口し、「やはりミニPC単体では限界があるのかもしれない…」と感じるようになりました。

次は何を買う?

PC選び

これまで使用していたHX90Gの、

  • コストパフォーマンスの高さ
  • 意外なほどのコンパクトさ

という点は、今でも高く評価しています。そのため、次も同様に高性能なミニPCで、かつ外部GPUが利用できる構成を検討していました。

しかし、外部GPUとの接続における主流規格であるOCuLinkやThunderboltでは、どうしても帯域幅によるボトルネックが懸念されます。せっかく高性能なグラフィックボードを搭載しても、その潜在能力を十分に引き出せない可能性があるわけです。

そんな折、インターネットを閲覧していたところ、PCIe×8でグラフィックボードと接続可能なBeelink GTi13 Ultraと専用ドッキングステーションのセットに関する記事を発見しました。「これだ!」と思い、すぐに購入を決意。ボトルネックの心配が少ないという点は、非常に魅力的でした。

グラフィックボード選び

次に、GTi13 Ultraのセットで使用するグラフィックボードの選定です。候補としては、ミドルレンジクラスの中から、

  • GeForce RTX5060Ti(16GB)
  • Radeon RX7800XT

の2つを検討していました。(GeForce RTX5060Ti(16GB)は価格的にはミドルレンジの域超えているような気もしますが…(汗))

現時点でのコストパフォーマンスを考慮すると、間違いなくRadeon RX7800XTに軍配が上がります。性能も申し分ありません。

しかし、最近特に気になるのが電気代です。最終的には少しでも消費電力を抑えたいという思いと、今後の技術的な進歩や将来性を考慮し、最終的にはGeForce RTX5060Ti(16GB)を選択しました。DLSSなどのアップスケーリング技術にも期待しています。

注文から到着まで

HX90Gと同様に、今回のBeelink GTi13 Ultraも中国深センからの発送でした。

HX90Gの際は、年末年始を挟んだこともあり、注文から到着まで約2週間を要しましたが、今回のミニPCは5月11日に注文し、セットが自宅に揃ったのが5月16日。なんと1週間もかからずに到着しました。これは嬉しい誤算でした。

設置・セットアップと気になるポイント

早速、GeForce RTX5060Tiをドッキングステーションに取り付け、付属のケーブルでGTi13 Ultra本体と接続。モニターやキーボードなどの周辺機器も接続し、いよいよ電源を投入!

実際に設置してみると、やはりグラフィックボードの分、横幅は確実に増しています。しかし、高性能なグラフィックボードが利用できるPCであることを考慮すれば、十分にコンパクトと言えるでしょう。

でも、グラボは2連ファンのもののほうが収まりは良かったかも…(汗)

組み立て自体は特に問題なくスムーズに完了。そして次に進めたのが、Windows 11 Proのセットアップ作業でした。

ただ、ここで1つ問題が発生しました。インストールされていたWindows 11 Proが、ボリュームライセンス(VOLUME_MAK)版だったのです。いわゆる「中華PCあるある」ですね(苦笑)。

すぐにBeelinkのサポートにメールで問い合わせたところ、サポート時間ギリギリの問い合わせだったために翌日にはなりましたが、翌日にはOEMキーを発行してもらえました。サポートの対応は迅速でしたが、こういう点もあるので、やはりミニPCは万人にはおすすめできないな…と思ってしまいます。

これから

ともあれ、なんとか新しいPCのセットアップは完了しました。

このあとは、ベンチマークの結果や、しばらく使用してみた感想などを記事にしていこうと考えています。

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