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先日「自転車・電動キックボードのハンドルに固定するナビ用端末」としてサブスマホを購入した事を記事にしましたが、今回はそのサブスマホをつける電動キックボードを購入したお話です。
COSWHEEL MIRAI T Lite
今回購入した電動キックボードは 【COSWHEEL MIRAI T Lite】 。同メーカーで販売している「COSWHEEL MIRAI T」の特定小型原動機付自転車版になります。
基本スペックなど
サイズ(横×高さ×幅) | 1180×1180×600mm |
折り畳み時(横×高さ×幅) | 1180×490×600mm |
重量 | 約22kg |
最大荷重 | 120kg |
ブレーキ | 前後ディスクブレーキ |
最高速度 | 車道モード:20km/h 歩道モード:6km/h |
バッテリー |
リチウムイオン(48V・10Ah) (別売:大容量バッテリー(48V・20Ah)) |
充電時間 | 約3.5時間 |
モーター | 後輪駆動500W |
一充電走行距離 | 30km~40km (参考)大容量バッテリー:60km~80km |
タイヤサイズ | 10インチ |
防水防塵 | IP65 |
その他の標準搭載品・機能 | 脱着可能なサドル 前後サスペンション オートクルーズ機能 |
価格 | 176,000円 |
発売日 | 2023年5月9日 |
当初は価格面から別メーカ・別車種を購入する予定でしたが、その車種がトラブルで購入できなくなったので、見送っていた本車種を購入しました。
2023年7月1日施行の改正道路交通法に合わせて発売された車種で、最新車種ではありませんが、
- モーター出力が特定小型原動機付自転車の中では高出力
- 防水防塵がIP65
- 楽天スーパーSALEで1割引(←一番の決めてw)
で最終的に購入を決めました。
納車後の感想
良かった点
本体のつくり
航空アルミボディが採用され、つくり自体も比較的しっかりしていると思います。
乗り心地・安定感
- 本体重量がそこそこある
- 前後にサスペンションが装備されている
- タイヤが比較的大きめで太い
- ステップ部分の幅が広い
ということもあり、先日乗ったLuupの電動キックボードと比較してかなり乗り心地や安定感は良いと思います。
路面が荒いことが多い路側帯を走ることが多いので、完全に揺れを抑えるのは難しいですが、それでも安心して乗ることは出来るとは思います。
登坂能力
普及している特定小型原動機付自転車のモーター出力は250~350Wが多いですが、本車種は500W(特定小型原動機付自転車の法令上の上限が600W)。
起伏が結構ある自宅周辺での走りを先日乗ったLuupの電動キックボード(モーター出力:350W)と比較すると、
- Luup:安定して登坂できるが、最高速度20km/hは維持できないことが多い
- MIRAI T Lite:最高速度20km/hを維持して登坂
という感じ。
納車後からの数日で50km近くの距離を走ってみましたが、よほどの急坂でなければ安定して登坂できているので、国の基準に準拠している大抵の坂道なら最高速度20km/hを近辺を維持しながら登坂できると思います。
気になった点
本体サイズ・重量
下調べ段階からある程度は覚悟してはいましたが、まぁ…デカいし重い。今は折り畳んだうえで室内保管していますが、存在感が半端ないです…w
一応輪行を目的に専用収納バッグも注文済みで、JR・大手私鉄各社の基本的な輪行ルールである
- 専用の輪行袋を使う(お手製はNG)
- 輪行袋に全てが収まるようにする
- 3辺の合計2.5m以内にする
- 1辺の最長を2m以内にする
- 重量は30kg以内
はクリアできるのですが、実際に輪行するのは相当な覚悟が必要そうです…。できれば旅行先でも使いたいなぁ…とは思ったんですけどねぇ…。
折り畳み機構
正直、MIRAI T Lite の折り畳んだ際のロック機構はかなり簡易的で、ハンドルポールにあるツメと後輪部分にツメを引っ掛けるための穴の空いたプレートがある程度。
(マニュアルより抜粋)
特にプレート側に利用上の問題が多々あり
- プレートの角度次第でロックがかからない or ロックが解除できない(←都度、プレートを手で調整する必要あり)
- せっかくサドルポールが折り畳めるようになっているのに、プレートの高さが足りないため、サドルポールがついているとロックができない(←カスタムパーツ専門店で制作・販売しているパーツを使えば解決する見込み)
と言った感じ。個人的には本車種で一番のマイナスポイントって感じ。
このような簡易的なロック機構のため、プレートを手で調整するたびにハンドルポールと干渉して…
こんな感じに買って早々にハンドルポールに傷がつきまくり…凹む…orz
その他
バッテリーメーター
多少起伏はあるもののほぼ平坦な都市部を数日間走ってみましたが、バッテリーフル充電からの走行距離は33km程度。この走行距離はカタログスペック通りの結果なので問題なし。
ただ、注意が必要と思ったのがバッテリーメーター。
(マニュアルより抜粋)
このバッテリーメーターは感覚的には
- 5つの目盛りの減りは一定ではなく、減りがだんだん早くなる
- 1目盛り目は走行可能距離半分程度になってからようやく減る
という感じ。そのため、ツーリング等で2~3目盛り目が消えてから折り返し・帰宅しようとすると、自宅到着前にバッテリー切れ起こす可能性が大なので、このあたりは注意して乗る必要ありですね。
まとめ
主に一部Luup利用者が引き起こす数々の交通ルール無視の走行で悪目立ちしている電動キックボード(特に免許不要な特定小型原動機付自転車)、ただ手軽な乗り物として便利であるのも確か。
発想自体は自転車の延長線上の乗り物という位置づけで特定小型原動機付自転車のルールが決まったのだとは思いますが、「自転車が無法地帯状態」になっている現状を考えると、まぁこうなるかなとも思います…。(普及台数を考えると自転車が無法地帯となっている方が問題な気がしますが…)
電動キックボードや自転車などの軽車両全体に対して取締りも厳しくなってきていると思いますので、是非リテラシー向上しつつ電動キックボードも広がってほしいと思います。
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