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過去に何度かHDDがクラッシュしてデータがすべて吹っ飛んだ苦い経験があったので、それに懲りてデータ保護には結構気を使っていて、10年ほど前からNAS(ReadyNAS
Ultra4 Plus)を導入しました。
HDDは消耗品なので10年の間にNASのHDDは何個かクラッシュしたことはありましたが、RAIDのおかげでデータは保護し続けてきました。
NASは今も問題なく動いているのですが、10年前の代物なのでファームウェアの更新が止まって久しい事もあり、機能面やセキュリティ面のことを考え、買い換えることにしました。
今回のお買い物
QNAP(キューナップ) TS-431K
ということで、今回買った新NASはこれ。
QNAP(キューナップ) TS-431K
旧NASよりも購入価格は安く、見た目や質感も価格相応の差を感じるのですが、機能としては新NASの方が圧倒的に多機能…10年という時間差を感じます…w
多機能とはいえQNAPのNASの中では一番のエントリーモデルなので、メモリーなどのハードウェアスペック面が気にはなりますが、NASで凝ったことをするつもりはないので、価格の安さを優先させましたw
TP-Link TL-SG105E
今回はNASの買い替えに合わせて自宅内のLAN環境を見直しも考えていたため、格安イージースマートスイッチを2台購入しました。
TP-Link TL-SG105E
このスイッチは1台1,900円(2021/9/26の購入時点)で、普通のギガビットHUB並の価格なのですが、簡易的ではありますがVLAN機能(MTU VLAN、ポートベース VLAN、802.1Q ベース VLAN)を始めとしたネットワーク制御機能をサポートしています。
今回の環境見直しではVLAN機能は使いたいと思っていたので、普通のギガビットHUBではなくこれを買うことにしました。
自宅内のLAN環境見直し
ということで、見直したネットワーク構成はこんな感じで、802.1Q ベース VLAN機能を使ってネットワークを分割してみました。
それぞれのVLANの用途はこんな感じ。
- VLAN①:インターネットと接続するネットワーク
- VLAN②:NAS専用のネットワーク
これまで使っていた旧NASもまだ使えるので、せっかくなのでバックアップ専用としてVLAN②のみに接続させ、週1回のペースで新NASのデータをコピーしています。
メインPCと新旧NASは設置場所が離れているため、2台のスイッチを使って接続していますが、802.1Q ベース VLAN機能を使っているので、ネットワークはVLAN間で通信できないように分離しつつも、スイッチ間は1本のLANケーブルを2つのネットワークで共用しています。
新NASはVLAN①経由でインターネットとも接続はしていますが、あくまでもメンテ・監視用(ファームウェアのアップデート、NTP、アラームのメール通知など)で、実際のファイルのやり取りはすべてLAN②経由にしています。
QNAPのサービス「myQNAPcloud」を使えば、外部からもかんたんにNASへアクセスできるようになるのですが、今のところはそこまでする必要性を感じないので、インターネット接続はあくまでも片方向だけ。
こうすることで、NASのデータをインターネットからある程度保護しつつ、大容量ファイルをやり取りして通信量が増えたとしても、インターネットとの接続には影響でないかなと。
個人宅としてはやりすぎ感のあるネットワークになった気はしますが…個人的には満足しているので、まぁいいかって感じですw
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